NHKメディア総局長 「おむすび」への批判に「そんなに凄く悪いかな」 橋本環奈への報道にも言及
NHKは20日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、放送中の連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)についてコメントした。 放送から2カ月弱が経過。視聴率的には前作「虎に翼」と比較すると、やや低迷している。 山名啓雄メディア総局長は「視聴率は評価基準でしかないですし、そんなに凄く悪いかなと思う」とコメント。「それぞれ狙いがあって、今週から神戸編に変わりましたけど、いろいろな形で成長し、どんな活躍をしていくか、そういったさまざまな視聴していく過程を楽しんでいただけるように」とした。 ー部メディアで主演の橋本環奈について“パワハラ疑惑”などが報じられているが、この報道について、山名総局長は「承知しておりますけど、『おむすび』も引き続き放送させていただきます」と話した。 同局では12月30日には「プロフェッショナル 仕事の流儀『俳優 橋本環奈スペシャル』」(後7・30)の放送も決まっており、「おむすび」の撮影に挑む姿に密着している。 朝ドラ通算111作目。福岡・糸島や神戸を舞台に、栄養士を目指しまだ身近で少し懐かしい「平成時代」をたくましく突き進むヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)や仲間たちをユーモア盛りだくさんで描く平成青春グラフィティ。心と体を元気にする“栄養学の知識”とともに、日本の朝に笑いと元気を届ける。脚本は同局「正直不動産」やフジテレビ月9「監察医 朝顔」などの根本ノンジ氏がオリジナル脚本を手掛ける。根本氏は初の朝ドラ脚本。 主題歌はB’zの「イルミネーション」。語りはタレントのリリー・フランキーが務める。