全国で700人受講…人気教室が福井県でも2025年1月開校 前田鎌利さんの書道塾「継未」
福井県鯖江市出身の書家でプレゼンテーション講師の前田鎌利さんが2025年1月、同市下河端町で書道塾「継未(つぐみ)」の鯖江校を開校する。全国に約700人の受講生を持つ人気の教室で、県内での開校は初めて。 継未は日本の文化を次世代へ継承するため、2014年に法人化。前田さんが代表理事を務める。現在は書道塾のほか、各講師が着付けや金継ぎなど計六つの教室を開いている。 書道塾は「錬」と「極」の2コースがあり、「錬」で昇級を重ねると「極」を受講できる。手本を見ながら書いた作品に対して前田さんがアドバイスを送り、書道の楽しさを感じながら上達を目指す。 東京や大阪、福岡など各地で書道塾を開催する中、「県内でも開いてほしい」との声を受け1月に鯖江校を開校することにした。 前田さんは「日常が忙しくても、書を通して自分の心を整える時間にしてほしい。育ててもらったふるさとへの恩返しとして開きたい」と話している。 書道塾は、前田さんが代表取締役として社員研修などを手がける「固(かたまり)」の鯖江オフィスで開く。主に月に1度開催し、対象は高校生以上で経験の有無は問わない。オンラインでの受講も可能。毎月1500円の会費に加え、コースによって別途受講料がかかる。 申し込みや詳細は、継未のホームページから。
福井新聞社