事件の時効撤廃求め 熊谷市議会が国に意見書提出へ/埼玉県
15年前、熊谷市で当時小学4年生の男の子がひき逃げされ、死亡した事件は、時効があと4年余りと迫っています。 熊谷市議会は19日、事件の時効の撤廃を求めて、国に意見書を提出することを決めました。 事件が起きたのは2009年9月で、当時小学4年生だった小関孝徳くんが熊谷市本石の市道で、書道教室から自転車で帰宅途中に、車にひき逃げされ、死亡しました。 警察は危険運転致死の疑いで捜査していますが、事件は今も未解決のままで、時効が4年9か月後に迫っています。 孝徳くんの母親の代里子さんは11月、時効を撤廃するため、国に対して、意見書を出すよう求める請願書を市議会に提出していて、19日の本会議で全会一致で採択されました。 その後、意見書の内容について採決が行われ、全会一致で可決されました。 意見書は、年内をめどに国に提出される予定です。
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