【MLB】FAのマックス・フリードにア・リーグ東地区の4球団が興味を示す ドジャース移籍が有力との声も
今オフのFA市場において、コービン・バーンズとブレイク・スネルに次ぐ先発投手と言われているのがブレーブスからFAとなった左腕マックス・フリードだ。カナダメディア「スポーツネット」のベン・ニコルソン=スミス記者によると、ブルージェイズがフリード獲得に興味を示しているという。また、ブルージェイズ以外にもオリオールズ、レッドソックス、ヤンキースがフリード獲得に興味を示していることが報じられており、ア・リーグ東地区4球団による争奪戦が展開される可能性もありそうだ。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 現在30歳のフリードはメジャー3年目の2019年に17勝とブレイクし、それ以降ブレーブスの先発ローテーションを牽引してきた左腕。今季は29試合に先発して174回1/3を投げ、11勝10敗、防御率3.25、166奪三振をマークした。2021年にワールドシリーズ制覇を経験しているほか、オールスター・ゲーム選出2度、シルバースラッガー賞1度、ゴールドグラブ賞3度の実績を誇る。 ヤンキースは大型契約のゲリット・コールが残留し、フアン・ソトとの再契約に大金を投じる必要があるため、米公式サイト「MLB.com」は「ヤンキースがフリードの要求を満たすことができるかは不透明だ」と伝えている。また、米メディア「ジ・アスレチック」によると、フリードはカブスの補強ポイントにも合致するというが、米公式サイト「MLB.com」は「カブスはフリードの要求額に応えられない可能性が高い」としている。 なお、米公式サイト「MLB.com」が実施したFA選手の移籍先予想では、フリードはドジャースが最多得票となった。フリードがカリフォルニア州サンタモニカ出身のため、地元球団を選ぶと予想している関係者が多いようだ。2020年以降、メジャー全体でトップとなる防御率2.81をマークしているフリードをめぐる市場は、まだ形成されている途中であり、争奪戦の行方はまだまだわからない。