企業用地の募集開始 春日井市大泉寺地区
【尾東】春日井市は、同市大泉寺町の「大泉寺地区企業用地」に進出を希望する企業の募集を開始した。製造業の工場や研究施設、流通業が対象で、いずれも自己の業務用に限る。12月27日まで事前エントリーを受け付けている。 同用地は、東名高速道路春日井インターチェンジから500メートルの国道19号沿いに立地。面積は約3万8千平方メートル。東名のほか名神高速道路、中央道、東海北陸自動車道にもアクセスが可能で、内陸地にあるため津波の影響も受けにくい。2018年に花王(本社東京都)が取得したが、ことし6月に建設計画の中止が決定し、市が買い戻していた。 進出企業は公募型のプロポーザル方式で選定する。最低売却価格は34億9428万円。事前エントリー後、来年2月10~21日に提案書などの必要書類を提出。書面審査を経て同3月下旬にプレゼンテーションを行い、同4月上旬に優秀提案者を発表する。用地の引き渡しは12月末を予定している。
詳細や応募書類のダウンロードは市ホームページまで。