【春季和歌山大会】新監督率いる初芝橋本が快勝!次戦はセンバツ出場校の田辺に挑む
<春季和歌山大会:初芝橋本6-1南部>◇14日◇2回戦◇紀三井寺運動公園野球場 今年1月に就任した東武志監督率いる初芝橋本が初戦を突破した。 【トーナメント表】春季和歌山県大会 結果一覧 東監督は卯瀧逸夫前監督の北嵯峨時代の教え子。高校時代は同期である元ソフトバンク、ロッテの山田 秋親(現びわこ成蹊スポーツ大監督)とともに主将として1996年夏の甲子園に出場している。2019年に就任した卯瀧前監督の依頼でコーチとして指導に携わるようになり、恩師の退任に伴ってバトンを引き継いだ。 新監督の初陣は序盤から良い流れで試合が進む。1回表に二死から四球と相手のバッテリーミスで二塁のチャンスを作ると、4番・信貴 虹輝(3年)の中前適時打で先制。2回表にも一死二、三塁から1番・田中 亮成(3年)が左越え2点適時二塁打を放ち、リードを3点に広げた。 「先攻で点が取れたので、少しはこの子らも流れ良く進めたのかな」と東監督。4回裏に1点を返されたが、5回表に2点、8回表に1点を加えて食い下がる南部を突き放した。 「バッターや試合の流れを見ながら投げられるようになってきました」と指揮官が評価するエースの出口 大空人(3年)はコントロールがさえ、9安打を浴びながらも無四球で1失点完投。投打が噛み合った初芝橋本が勝利を飾った。 3回戦では今春の甲子園に出場した田辺と対戦する。「向かっていくしかないですけど、少しは初橋らしく戦えそうだなというのはあります」(東監督)と初戦を快勝した自信を持って、次戦に挑む。