PK時にベリンガムからの囁き…ケイン「何かつぶやいているのはわかったけど…」
バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインが、レアル・マドリー戦での自身のPKシーンについて振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 【動画】PK直前にベリンガムが接近… バイエルンは30日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでレアル・マドリーとホームで対戦。試合はマドリーに先制を許した中、リロイ・サネがゴールを決めて同点にすると、その4分後にはPKを獲得する。これをキッカーのケインが決めて逆転に成功。しかし、終盤にPKでの同点ゴールを許し、2-2のドローで終わった。 チームの2点目となったケインのPKのシーン。同選手がペナルティスポットにボールをセットしようとした際、レアル・マドリーのジュード・ベリンガムが接近。イングランド代表ではチームメイトとしてプレーする同胞から何か声をかけている姿が捉えられたが、それに対して意に介さず。冷静にゴール左下に沈めた。 試合後、ケインは同シーンについて回想。自身に向けて何か声をかけられていたことはわかっていたものの、PKに集中していたようだ。 「彼が何を言っているのかはわからなかったよ。つぶやいているのはわかったけどね」 「ああいうシーンになると、僕は自分のゾーンに入り、周囲を遮断する。きっと彼は僕の気をそらそうと何か言ったんだろうね」 準決勝ファーストレグを2-2で終えたバイエルンは、8日の第2戦でマドリーのホームに乗り込む。