長江デルタ地域鉄道、上半期に4.33億人以上の旅客を輸送
【東方新報】中国鉄路上海局集団(China Railway Shanghai Group、以下上海局集団)によると、今年上半期、長江デルタ一帯の鉄道路線は4.33億人以上の旅客を輸送し、日平均約240万人を輸送した。前年比で16パーセント以上の増加だ。 旅客の動向を見ると、長江デルタ地域鉄道の第2四半期の旅客輸送量は第1四半期に比べて顕著に増加し、第2四半期の累計旅客数は2.32億人以上に達した。特に、5月2日には378.5万人の旅客を輸送し、長江デルタ地域鉄道の1日の旅客輸送量の新記録を達成した。 上海局集団の旅客運輸部門のスタッフによると、今年上半期、清明節、メーデー、端午節の休日には長江デルタ地域の鉄道の旅客数が明らかに回復し、旅客輸送量が急速に増加した。今年のメーデー連休の輸送期間中、長江デルタ地域の鉄道は8日間で2700万人以上の旅客を輸送し、日平均約340万人を輸送した。旅客列車を1791本増発し、動車組列車の重連運行を1895本実施し、普通速度列車車両を1056両追加した。 長江デルタの鉄道部門は、旅客の旅行パターンを動的分析し、路線、機関車、車両のリソースを統合的に活用して、重要な地域や高い需要が見込まれる方向への旅客列車を適時に増発している。特に、休日に旅客が集中して移動する需要に対応するため、輸送力の迅速な対応メカニズムを構築し、夜行高鉄、動車組寝台列車、普通速度臨時旅客列車などを増発した。今年上半期、長江デルタの鉄道は累計1万373本の臨時旅客列車を増発し、前年同期に比べて大幅に増加した。 現在、鉄道輸送は夏季の繁忙期に入っている。鉄道部門は、夏季運行ダイヤに基づいて、乗客の移動状況を細かく注視し、適時に輸送能力を補充し、旅客列車の運行を最適化し、駅や列車でのサービスを充実させるとしている。7月1日から8月31日の夏季輸送期間中、長江デルタ地域の鉄道は1.74億人以上の旅客を輸送する見込みで、日平均輸送旅客数は280万人を超えると予測されている。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。