トレードマークは長身モヒカン ナポリのバンディエラ、ハムシクが印象深いチームメイト2人を明かす
ナポリを強豪に引き上げた功労者
元ナポリのマレク・ハムシクが『Corriere dello Sport』のインタビューで、共にパルテノペイでプレイしたお気に入りのチームメイト2人を紹介した。 ハムシクといえば、モヒカンヘアがトレードマークの攻撃的MF。得点力が高く、約12年間在籍したナポリではバンディエラとして愛された選手だ。そんな彼は、ナポリ在籍時に印象的だった選手について聞かれると「多くの素晴らしい選手がいたが、街を熱狂させるような活躍をした選手を一人挙げるとすれば、エセキエル・ラベッシだ。彼と一緒にプレイできたのは光栄だったし、今でも定期的に連絡を取り合っている仲だ」と語った。 また彼は続けて「世界最強のMFの一人であるピオトル・ジエリンスキが思い浮かんだ」とポーランド代表のスター選手の名を挙げた。ジエリンスキは今夏ナポリを去ってインテルへと移籍したが、ハムシクとは2016年から3年間共にプレイしていた。当時はまだ22歳の若者だったが、既に才能の高さを見せつけていた。 2010年代のナポリを強豪クラブへと引き上げた功労者が語るだけに、この二人の活躍はナポリファンにも今なお鮮明に残されていることだろう。ハムシクとラベッシは既に現役を退いたが、ジエリンスキはまだ30歳。所属クラブは変わってしまったが、円熟期へと入った彼は、まだまだ私たちの目を楽しませてくれそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部