オリビア・ハッセーさん

　米女優のオリビア・ハッセーさんが死去したことが日本時間２８日、分かった。故人のＳＮＳにおいて、関係者により発表された。 【写真】死去を伝えるＳＮＳに載せられたハッセーさんの姿 　インスタグラムで「オリビア・ハッセー・エイズリーが１２月２７日、愛する人々に囲まれながら自宅で安らかに息を引き取りましたことを、深い悲しみとともにここにご報告申し上げます」と伝えられた。死因については明らかにしていない。 　また「オリビアは、その温かさ、知恵、そして純粋な優しさで、彼女を知るすべての人々の人生に影響を与えた素晴らしい人物でした。１９５１年４月１７日、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれました。オリビアは情熱、愛、芸術、精神性、動物への優しさに捧げた人生を送りました。オリビアは愛する家族を残しました。彼女の子供たち、アレックス、マックス、インディア、３５年間連れ添った夫のデビッド・グレン・アイズリー、そして孫のグレイソン。この大きな損失を悼むと同時に、オリビアが我々の生活や業界に与えた永続的な影響を称えたいと思います」とつづられた。 　ハッセーさんは１９６８年公開の映画「ロミオとジュリエット」のジュリエット役で一躍スターダムに。日本でも人気を博した。化粧品会社のＣＭに出演した際、そのＣＭテーマソング「君は薔薇より美しい」を歌った布施明と１９８０年に結婚。男児をもうけたが１９８９年に離婚した。また２０２２年には出演映画「ロミオとジュリエット」についてはダブル主演したレナード・ホワイティングとともに同映画内の未成年のヌードシーンが「性的虐待」等にあたるとして、米カリフォルニア州サンタモニカで訴状を提出していた。