火野正平さんが14日に死去 75歳
俳優、火野正平(ひの・しょうへい、本名・二瓶康一)さんが14日に亡くなっていたことが20日、所属事務所の公式サイトで発表された。75歳だった。葬儀は家族葬で済ませたという。 【写真】視聴者からの手紙を基に、ひょうひょうと自転車の旅を続ける火野正平さん サイトでは「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが、夏の腰部骨折を機に体調を崩し最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした。自宅で家族に見守られ穏やかな最期でした」と報告。「生前のご厚誼に深く感謝するとともに葬儀は家族葬にて済ませましたこと謹んでお知らせ申し上げます。長らくこのお仕事に携わり関係の皆様には大変お世話になりました。重ねて御礼申し上げます。応援してくださった皆様にも心から感謝申し上げます。この訃報にて弊社とご家族からのお知らせとさせていただきどうか静かに見送らせてください」とした。 火野さんはNHK BS「にっぽん縦断 こころ旅」に出演して人気を集めていたが、腰痛の治療を理由に今年は春の旅のロケが中止に。10月からの秋の旅は、代役を立てて放送していた。 火野 正平(ひの・しょうへい)本名・二瓶康一。1949(昭和24)年5月30日生まれ。東京都出身。61年から子役として活動し、73年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」で豊臣秀吉を演じて話題に。代表作は時代劇ドラマ「新・必殺仕置人」、「長七郎江戸日記」など。2011年から日本全国を自転車で巡るNHK BS「にっぽん縦断 こころ旅」で旅人を務め、人気を集めた。