「ダブル不倫」の警察官男女2人を減給1ヵ月の懲戒処分 勤務時間中に交番で性行為「自分のことしか考えられなかった」
兵庫県警は、不倫をしたうえ、交番で勤務時間中に性行為をしたとして、警察官の男女2人を減給1ヵ月の懲戒処分にしたと発表しました。 県警によりますと、阪神方面の警察署に所属する男性巡査部長(35)と女性巡査長(27)は、それぞれ既婚者であるにもかかわらず、去年6月から今年2月にかけて不倫関係となりました。 去年8月には、パトロールで交番に立ち寄った際に、休憩室で性行為をしたということです。 警察署内で「2人の距離が近い」と噂になったため署幹部が追及したところ、2人とも不倫関係を認め、交番で性行為をしたと自ら報告しました。 2人は聞き取りに対し「最初はそういう目的ではなかったが、欲望から流れで行為に至った」という趣旨の話をしていて、女性巡査長は「自分のことしか考えられていなかった」と反省を述べているということです。 兵庫県警は26日付けで、2人を減給1ヵ月の懲戒処分にしました。 2人は現在は交際を終え、職務の担当も別々になったということです。 また、阪神方面の警察署に所属する男性巡査部長(32)も2月、飲酒運転をして道路の側溝に脱輪する事故を起こしたとして、1ヵ月の停職処分を受けました。 この男性巡査部長は駐在所に勤務していて、勤務後に駐在所からバーへ向かい、店をはしごしながら友人とビールやハイボールをあわせて4杯飲み、駐在所に戻る際に居眠りをして事故を起こしたということです。 県警は「職務倫理教養や業務管理を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
ABCテレビ