秋のセンバツ高校野球はどう?【川口和久のスクリューボール】
割り切って先を
わが母校・鳥取城北高の後輩に、なんらかのチャンスをあげたいのだが
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が止まらない。プロ野球は開幕延期で、しかも、いまだリスタートの日程が分からない。ファンの皆さんは選手のメンタル面を気にしているかもしれないけど、たぶん、もう開き直っていると思う。どうなろうと、野球をするしかないんだからね。 センバツも中止になった。わが母校・鳥取城北高を含め、代表が決まっていた32校の選手、関係者は、たぶん、無観客でも何とか開催を、と思っていただろうが、世の中の流れを考えても、これは仕方がない。テレビで泣きじゃくっている球児の姿も見たけど、もはや日本全体の問題で、みんなが少なからず我慢をしている時期だ。ここは割り切って、夏に向けて準備をしてほしい。 とはいえ、もちろん、コロナが終息してからでいいが、彼らセンバツ球児(と言っていいよね)を救済する方法は考えてほしい。俺だってOBとしてお祝いにボールの差し入れをしているんだ。夏は夏として、今回、センバツの代表に選ばれた喜びを、彼らに感じさせてやりたいし、その雄姿を見たい。 俺は秋を使うべきじゃないか、と思うんだ。日本は・・・
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週刊ベースボール