防災資産に22件認定 愛媛県関係は四国八十八話マップと西予・乙亥会館展示室
内閣府と国土交通省は5日、災害の教訓を伝える施設や活動22件を「NIPPON 防災資産」に認定した。特に秀でている優良認定が11件、認定が11件。愛媛県関係では、災害の言い伝えや体験談を地図上にまとめた「四国防災八十八話マップ」を優良認定。2018年の西日本豪雨で大きな被害を受けた西予市の復興の歩みを伝える「乙亥会館災害伝承展示室」(同市野村町野村)を認定した。 防災資産は本年度から始めた制度で初の認定。住民に災害リスクを身近に感じてもらい、主体的な避難や防災行動につなげることを目的としている。
愛媛新聞社