「がんばっていきまっしょい」主題歌「空色の水しぶき」のスペシャルムービー公開 実写映画、ドラマ出演者からもエール
10月25日に全国公開される劇場アニメ「がんばっていきまっしょい」から、アイドルグループ「僕が見たかった青空」が歌う主題歌「空色の水しぶき」のスペシャルムービー(https://youtu.be/IxKBF9JWP5I?si=YKiqxG1uuaUeCuzK)が公開された。 原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した敷村良子氏の同名青春小説。自然豊かな愛媛・松山市に住む、高校2年生の村上悦子(CV:雨宮天)が、転校生の高橋梨衣奈(通称:リー/高橋李依)に誘われたことをきっかけとして廃部状態だったボート部を復活させ、幼なじみの佐伯姫(ヒメ/伊藤美来)や、同学年の兵頭妙子(ダッコ/鬼頭明里)、井本真優美(イモッチ/長谷川育美)とともに青春をかけてボート競技に挑んでいく姿を描く。98年には実写映画化、05年には実写ドラマ化もされている。 主題歌「空色の水しぶき」のスペシャルムービーは、「かねて制作したかった」と熱望していた櫻木優平監督自らが手がけた。映像は「がんばっていきまっしょい」というスローガンが書かれた部室からスタート。悦子が仲間たちとともに練習を重ねてボート競技に向き合っていく姿が描かれ、「空色の水しぶき」の歌詞が部員の少女たちの心情にリンクするような構成となっている。なお、同楽曲は各音楽サービスで先行配信中。11月13日発売の「僕が見たかった青空」の4thシングル「好きすぎて Up and down(初回盤 Type-C)」にも収録される。 また、実写映画版・篠村悦子役の田中麗奈、実写ドラマ版・篠村悦子役の鈴木杏、実写ドラマ版・矢野利絵役の相武紗季からのコメントも公開された。3人からのコメント全文を以下に掲載する。公式サイトでは、その他著名人たちからのコメントも公開されている。 【田中麗奈(実写映画版・篠村悦子役)】 スクリーンに映る悦ネエは無力感や劣等感でいっぱいで、青春の煌めきとは反対側にいるような女の子でした。 そんな悦ネエの言動にヒヤヒヤさせられながらも自然に心を引っ張られ、試写を見る前に感じていた気持ちは杞憂に終わり、悦ネエを見守る気持ちに変換され、ただただ作品へと没頭し、物語に入り込むことができました。 松山の自然の美しさがスクリーンに再現されていたことにももちろん感動したのですが、実写の映画には映っていなかった現代の松山の街並みまでもが描かれていて、撮影中過ごしていた日々を思い出し懐かしさや恥ずかしさが込み上げてきました。 ボートの練習へ海へと向かう車内、長いトンネルを走る時の車内が暗くなる光の感じ、帰りは身体やまぶたが重くなっていた感覚、休みの日は商店街を共演者の皆んなとはしゃいで歩いたことなど、あの頃体験した景色がスクリーンの中に広がり、自分たちを観ているような不思議な感覚でした。 ボートを漕いでる時の臨場感も再現されていて、そこも驚きでした。 青春の煌めきは、モヤモヤした気持ちがあったからこそ輝いて感じられるものなんだと再確認し、気持ちが晴れやかになる素敵な作品でした。 「がんばっていきまっしょい」が、たくさんの方へ届きますように。 【鈴木杏(実写ドラマ版・篠村悦子役)】 悦ネエたちと過ごした夏から20年近く経った今回の再会は、まるでタイムカプセルをあけるかのよう! あの時は毎日が精一杯だったけれど、今の私から眺めると、どの瞬間もとにかくまぶしく輝いていて、とんでもなく貴重な宝物で、そしてしっかりと私を支えてくれていたんだなぁと、感謝と感動で胸がいっぱいです。 【相武紗季 (実写ドラマ版・矢野利絵役)】 現代を生きる高校生が生き生きと描かれていてとても新鮮でした。 そして時代が変わっても、まっすぐに生きて、好きなものに打ち込む姿はいつだってキラキラしていて不変なのだと思いました!