自分ならではの美の発見と発信を 原宿で目指すMaison KOSÉ HARAKADO
原宿ならではの来客比率と美の発信やコミュニケーションにもこだわるお店づくり
原宿の中心にある東急プラザ「ハラカド」に集まる様々な方に、FMラジオ局 J-WAVEでナビゲーターを務める藤田琢己がインタビューするFINDERSの連載企画「ハラカドノカドデ」。 今回登場いただくのは、コーセーが展開する多様なブランドを取りそろえた直営店 「Maison KOSÉ HARAKADO」 より店長の矢井さんと大野さん。 インタビューの様子は、PODCAST 番組(https://arrtsidecast.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/harakadonokadode/episode/maisonkose/)でも公開されているので、合わせて楽しんでいただきたい。 -- Maison KOSÉ HARAKADOからお2人来ていただきました。矢井さん、大野さんよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 -- まずお2人にメゾンコーセーハラカドでの役割を伺ってもいいですか。 矢井:私はMaison KOSÉの店長をしております。多くのお客様に商品を知っていただくための活動を行っております。 大野:コーセーの大野と申します。 私はMaison KOSÉのマーチャンダイザーとしてVMD (ヴィジュアルマーチャンダイジング) や、新製品が出るタイミングでポップアップイベントや試作の企画・立案などを行っております。元々オープニングのタイミングでもプロモーションの担当もさせていただいてまして、店舗に来たらプレゼントがもらえるオープニングキャンペーンとか、様々なSNSでのPR施策なども担当しておりました。 -- ハラカドに来た理由は何かあるんですか。 矢井:はい、メゾンコーセーの直営店として、お店作りをコンセプトから考えて作っています。 今回ハラカドのテーマとしては 「サードプレイス」 っていうところになるんですけど、サードプレイスの場所として多くのお客様に使ってほしいという意図がありまして、Z世代の方々をターゲットにしたお店作りを行っているので、Z世代でしたらやはり原宿、というところでお店を作らせていただきました。 -- 実際にハラカドに来るお客さんは、それこそ(Maison KOSÉの)銀座も知ってらっしゃるので、お客さんの層はやっぱ違うんですね? 矢井:そうですね若い方が多いですし、そのあたりは大野が分析してくれております。 大野:8月30日にオープンしてから11月30日までの期間で、銀座とハラカドでお客様の会員属性の分析をしてみたんですけど、ハラカドは10代と20代が約43%を占めています。銀座に関しては、40~50代の層がボリュームゾーンになっておりまして、原宿という特性とやはりハラカドに入っているお店ということで、そのような違いが出ているのだと思います。 もうひとつ、ハラカドでは男性の方の売上が10. 1%を占めています。 銀座の方は今まだ2%ほどです。通販サイトもあるんですけれども、そこでも5%ほどしか男性のシェアがない中で、男性がお店に行くって結構勇気がいるとは思うんですが、このハラカドに関しては10%ほどのシェアを取れているというところが違いとしてはあります。 -- かなり大きな違いがこのハラカドで出るんですね。 大野:はい。