【2AW】無差別級王者・吉田綾斗に挑戦の木高イサミが必勝の十字架 「ベルトというのは通行手形なので」
2AWの24日後楽園ホール大会で2AW無差別級王者の吉田綾斗(32)に挑戦する木高イサミ(43=プロレスリングBASARA)が12日の会見で王者を手玉に取った。 イサミは2022年9月の後楽園大会で当時の王者・真霜拳號に敗北。約2年2か月ぶりの同王座挑戦となる。「真霜拳號に後楽園ホールで挑戦して負けて…そうするとこの団体はもう呼ばないんですよ。分かります? いま佐藤耕平さん出てますか? 出てないだろ? これを取れなかったら終わりなんですよ、私は。2AWでのプロレス人生が。でも俺がこれを取ってしまえば100%必要になってしまうわけですよ。ベルトというのは通行手形なので」と何やらイチャモンをまじえつつ意気込んだ。 さらにイサミは「いま2AWは本当に若手たちがノビノビと試合をしていて、K―DOJOから僕はずっと出てますけど、その頃よりはるかに全選手がノビノビと試合をしている。花見君の一件(今年7月に花見達也が観客に対する迷惑行為で謹慎処分)もありましたけど、でもあれもノビノビとした結果だと思うので。ポジティブにとらえたら。金髪にするのはまだちょっと早いと思うんですけど」と、余計なことまで蒸し返しつつ他団体を賞賛。「このベルトをあえて私が取りたい」と高らかに宣言した。 イサミの自由奔放な発言に逐一ツッコミを入れた吉田は「私は2AWのエースで、この2AWの後楽園ホールのメインイベントでタイトルマッチなので。しっかりと防衛させていただきます」と宣言。イサミからは「なかなか自分でエースって言う人いないよ」とツッコミを入れられても「ええやん。自他ともに認めるエースやねんから」と意に介さず「このベルトを防衛して、今後出さないようにすることもできますし、呼ぶこともできる。その辺は私がコントロールしますよ。何なら私がイサミさんをぶちのめした上で、気が向いたら私のユニットに入ったっていいわけですからね」と自信をのぞかせていた。
東スポWEB