水垢の溜まったヤカンの内側をピカピカにする方法
最後にヤカンの中を確認したのは、いつ? ヤカンは、お気に入りのジーンズと一緒で、洗わなくてはならない状態になるまで長い間使うことができてしまいます。というわけで、この機会にヤカンの内部を洗いましょう。 キッチンにあるものを使って洗うことができますよ。
ヤカンの内部はどのくらい汚れている?
ヤカンは水を沸かすだけだから、内部は汚れません、よね? ヤカンを洗わないまま数週間以上使っていると、内部にはミネラル沈着物が蓄積しているのが目で見てわかるかもしれません。シンクやバスルームのタイルにこびりつく白いチョークのような堆積物と同じ、石灰スケールです。 American Home Water and Air(AHWA)社によると、石灰スケールというのは硬水に含まれるカルシウムイオンと炭酸イオンだそうですよ(AHWAの硬水と軟水の定義はこちら)。また、数日間(または数週間)水をヤカンにいれたままにしておくと、サビが発生する可能性も。 幸運なことに、ヤカンを新品同様に戻すために簡単かつ迅速な洗浄方法があります。『Real Simple』誌で紹介されていた方法です(粉末クエン酸で電気ケトルを洗う方法もぜひご参考に)。 準備するもの ホワイトビネガー(白酢) 重曹 レモン汁 洗浄の手順 ヤカンにホワイトビネガーを約60mlと水を約500ml入れて、20分間沸々と煮る。 お湯が冷めたら、水でよく濯ぐ。 ビネガーでミネラルの沈着物がきれいに取れたなら、ここで終了。もしくは、次の方法でさらに徹底的に洗うことも可能。 重曹大さじ2杯、レモン汁大さじ2杯、水をヤカンに入れる。 30分間煮出す(ヤカンの中が空にならないように要注意)。 冷ましてから、しっかりゆすいで乾かす。
これから水垢が蓄積するのを防ぐには
サビや石灰スケールを防ぐための一番簡単な方法は、使ったあとにヤカンを空にして、翌日まで水が内部に残らないようにすることです。また、ほかの食器類と同様に、ヤカンも定期的に食器用洗剤で洗うべきです。 これで、おいしいお茶を入れる準備ができましたね。 ──2021年11月14日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 訳:ぬえよしこ Source: American Home Water and Air(1, 2), Real Simple
ライフハッカー・ジャパン編集部