【バレー】石川祐希のペルージャは開幕5連勝、石川真佑は17得点でMVP イタリアリーグ日本人選手情報
世界最高峰のバレーボールリーグ、イタリア・セリエA、セリエA女子のレギュラーシーズンの試合が10月26日(土)、27日(日)に行われた。 垂水や関の写真 セリエAのペルージャに在籍する石川祐希は15得点の活躍でチームの勝利に貢献。またミラノの大塚達宣はリーグ初出場、チステルナの垂水優芽は途中出場を果たした。セリエA女子、ノヴァーラの石川真佑はローマ戦で17得点の活躍を見せて、この試合のMVPに選出された。イモコの関菜々巳、ミラノの福留慧美もそれぞれ出場しており、イタリアリーグに在籍する日本人選手は全員コートに立った。 ペルージャは27日にアウェーのトレンティーノ戦に臨んだ。第1セット、石川は劣勢の場面から途中出場すると3連続得点などで追い上げムードを演出。このセットは落としたが、第2セット以降そのままコートに立つと15得点をあげてチームの逆転勝利に貢献した。チームは開幕5連勝でリーグ首位を走る。石川は試合後「前回の試合(チステルナ戦)と同じくキャプテンのジャネッリ選手がいないなかでの試合となりましたが、強豪であるトレンティーノに3対1でしっかりと勝ち点3を勝ち取ることができたということが非常に大きかったと思いますし、前回からのいい流れでこのトレンティーノ戦を迎えることができたのではないかなと思います。個人的には1セット目から出場することになって、前回チステルナ戦ではあまりいいパフォーマンスを発揮できなかったのですが、今回は入ったときにしっかりとパフォーマンスを発揮することができました」とコメントした。
ミラノの大塚は27日のヴェローナ戦の第2セットに途中出場を果たし、初めてセリエAのコートに立った。試合は1-3で敗戦したものの、チームの公式サイトではこの試合のよかった点として大塚のデビューを伝えた。チステルナの垂水は27日のルーベ戦で第1セットに途中出場を果たした。
セリエA女子のノヴァーラに所属する石川真佑は26日のローマ戦にスタメン出場。ここまで3試合を終えて平均15.3得点、サーブレシーブ返球率が平均64%と攻守に渡り活躍する石川は、この試合でもコンスタントに得点をあげてストレートで勝利。17得点(サーブ3得点を含む)、アタック決定率58%、サーブレシーブ返球率は65%(内Aパス返球率は41%)を記録し、この試合のMVPに選出された。