韓国から「おいでませ」 宇部空港にチャーター第1便到着【宇部】
山口宇部空港と韓国の仁川国際空港を結ぶチャーター便の第1便が13日、山口宇部空港に到着した。国際線ターミナルでは歓迎行事が行われ、村岡嗣政知事、篠﨑圭二市長らが韓国からの観光客を出迎えた。 チャーター便は、アシアナ航空が20日までに計4往復8便を運航。使用機材はエアバス321neoで188人乗り。第1便の予約率は100%だった。 降り立った乗客たちに、村岡知事は県観光のシンボルキャラクター「ふくだるま」の記念品を手渡し、篠﨑市長が観光パンフレットなどを配って歓迎した。関係者が集まって式典も行われ、1月以来の運航を喜び合った。 今回の乗客は韓国から山口を訪れる観光客に限定されているが、村岡知事は「冬に向けて、双方が行き来できる連続チャーター便を運航する方向で、これから詰めていきたい」と述べた。 両空港間の運航は、2013~15年度はアシアナ航空がチャーター便、16~18年度はエアソウルが定期便として冬ダイヤのみ実施していたが、日韓関係の悪化や利用率の低迷などを理由に、19年度から運航がストップしていた。今年1月、約5年ぶりに再開し、今回はそれに続く運航となった。