カープ益田は「次回登板が楽しみな投球だった」 安仁屋氏が高評価も「注文するなら」
「オープン戦、中日0-10広島」(23日、Agreスタジアム北谷) 先発した広島・益田武尚投手(25)が3回無安打無失点の好投で先発ローテ入りをアピール。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(79)も「次回登板が楽しみな投球」と高く評価した。 【写真】ソロ本塁打を放った中村健を迎える新井監督 むっちゃいい笑顔 ◇ ◇ 先発した益田の内容は上出来じゃないかな。昨秋から挑戦しているスリークォーターの投球フォーム。このフォームは、球がナチュラルシュート気味になる。すなわち右打者には食い込み、左打者には逃げていく軌道。立ち上がりは力みが見えたけど、全体的にすごく良かった。 初回2死から四球を与えて結果は無失点だったけど、4番の前に走者を出すことは避けるべき。今後気を付けてほしい。あと一つ注文するなら、すんなりストライクを取れる変化球を習得してもらいたい。いずれにしても、次回登板が楽しみな投球だったと思うよ。 2番手・黒原は全般的に球が高かった。外野フライで4つのアウトを奪ったけど、一番危ない高さ。もう少し低めを意識して、ブルペンで修正することも必要かな。 先発ローテーションの中心は九里、床田、森下、大瀬良になるはず。益田も黒原もその4人に次ぐ候補だし、あとはスタミナだね。一人でも多く出てきてくれるに越したことはないし、期待している。