【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目選手(2)J2で進化!? キレキレのドリブラー
明治安田生命Jリーグの2024シーズン開幕まで1か月以上あるが、すでに開幕に向けて指導しているクラブも多い。期限付き移籍から復帰した選手にとって、今季は勝負のシーズンとなるだろう。期限付き移籍から復帰した選手をピックアップして移籍先での成長を5段階(A~E)で評価する。
FW:宮城天(みやぎ・てん) 生年月日:2001年6月2日 2024所属クラブ:川崎フロンターレ 2023期限付き移籍先:V・ファーレン長崎→モンテディオ山形 2023リーグ戦成績:20試合6ゴール3アシスト 移籍先での成長:B 三好康児、三笘薫、田中碧らそうそうたるメンバーが背負った川崎フロンターレU-18の背番号10を受け継いだ宮城天は、トップチームに昇格した2020シーズンにカターレ富山に期限付き移籍し、リーグ戦20試合3得点という数字を残した。翌年は川崎に復帰し、2シーズンでリーグ戦34試合に出場した。 プロ4年目の昨季は再び他クラブへ活躍の場を求めた。V・ファーレン長崎では主に左サイドで起用され、リーグ戦13試合で3得点2アシストを記録。7月には長崎との期限付き移籍契約を解除してモンテディオ山形に期限付き移籍し、7試合で3得点と結果を残している。 1対1での仕掛けを得意とするアタッカーで、左サイドからのクロスやカットインからのシュートでチャンスを生み出すことができる。高校2年次に左膝後十字靭帯を断裂し、昨年12月には左内側半月板損傷による手術を受けた。川崎に復帰する2024シーズンはリハビリからのスタートになるが、持ち前の切れ味鋭いプレーを等々力陸上競技場で披露することはできるのだろうか。
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