今月27日投開票が見込まれる衆議院議員選挙・鹿児島2区の自民党公認推薦についての動きです。自民党県連は6日の会議で、誰を公認候補とするか結論が出せず、野村選対委員長に対応を一任することが決まりました。 自民党県連によりますと、衆院選・鹿児島2区の公認を巡って、今月4日、無所属で現職の三反園訓さんから「自民党の推薦を受けたい」と連絡があったということです。三反園さんは前回、自民党現職を破って初当選しています。 これに対し、現在、自民党鹿児島2区の支部長を務める保岡宏武さんは、前回、比例九州で初当選し、今回は小選挙区での初当選を目指しています。 6日に県連で開かれた会議では、2区を地盤とする県議10人のうち、5人が保岡さんを推薦し、3人が党本部に一任、2人が三反園さんを推薦する声があるとして、どちらを公認候補として推薦するか協議しましたが、結論は出ませんでした。 （自民党県連　野村哲郎選対委員長）「私に一任ということで、森山県連会長と話をして、それには文句はないだろうということで、文句なし異議なしと決まった」 公認候補の党本部への申請は7日正午が期限で、野村選対委員長は森山会長と協議して申請するとしています。 鹿児島2区は2人のほかに、共産党・新人の松崎真琴さん、日本維新・新人の辻健太郎さん、参政党・新人の矢竹ゆかりさんが立候補を予定しています。