2度目のグループ単独東京ドーム公演を開催した、THE RAMPAGE。（左から武知海青・浦川翔平・RIKU・岩谷翔吾・与那嶺瑠唯・LIKIYA・山本彰吾・川村壱馬・神谷健太・後藤拓磨・陣・長谷川慎・吉野北人・藤原樹・龍・鈴木昂秀）

人気グループ、THE　RAMPAGE　from　EXILE　TRIBEが結成10年の記念日を迎えた12日、東京・文京区の東京ドームでライブを行った。 11日と2日間にわたる東京ドーム公演は、2021年7月以来3年2カ月ぶり2度目。メインステージから伸びた花道に拳を突き上げたメンバー16人が1列に並んで登場。ボーカルの川村壱馬（27）が「Are　you　ready　Tokyo！？　暴れる準備はできているか！！」と叫ぶと、悲鳴に似た歓声がとどろいた。 東京ドーム公演は、3年2カ月ぶり。前回はコロナ禍で観客は50％しか入れられず声出しも禁止だっただけに、リーダーの陣（30）は「ライブ最高！　楽しい！！」と喜びを爆発。川村も「きょうは正真正銘のフルフル（キャパシティ）。本当に素敵な景色を僕たちに見せてくださってありがとう」と感激した。 この日はグループ候補生だった16人全員が正式メンバーになった〝10歳の誕生日〟。ボーカルのRIKU（30）は「中学生だった自分がEXILEのライブを初めて見たのが東京ドーム。そのときにEXILEになりたいという夢を抱き15人の仲間とこうして再び東京ドームのステージに立つことができてうれしい」と感無量だ。 ステージでは代表曲「Lightning」「Summer　Riot～熱帯夜～」や新曲「24karats　GOLD　GENESIS」など33曲を熱唱。 サプライズで所属事務所の先輩、EXILEら7組が登場し、ギタリスト、MIYAVI（42）とヒット曲「SWAG＆PRIDE」で共演したり、EXILEと男性5人組、DOBERMAN　INFINITYと名曲「24karats　STAY　GOLD」を披露。EXILEのボーカル、TAKAHIRO（39）は「東京ドーム、最後まで盛り上がっていこうぜ！」とあおり会場を盛り上げた。 グループ名の通り暴れ回った陣は「自分たちでも感じるくらい最高のライブでした」と満足そうな笑顔を見せ、リーダー、LIKIYA（33）は「この10年、山あり谷ありだったけれど、皆さんがいてくれたことが僕らの力となりました」と感涙。山本彰吾（28）は「ドームツアーを絶対やらなきゃいけないなと思った。また1つの目標が明確に見えてきた」と手応えを実感。ボーカルの吉野北斗（27）も「ここで終わるつもりはない。僕らが最高の景色を皆さんに見せたい」と約束した。 16人の進撃は止まらない。