【宝塚記念】関東馬が決戦の地・京都に到着 ソールオリエンス・名畑助手「今回はブリンカーを外して末脚勝負の予定」
[GⅠ宝塚記念=2024年6月23日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外2200メートル] 23日のGⅠ宝塚記念に出走する関東馬3頭が22日昼、決戦の地・京都競馬場に到着した(シュトルーヴェは金曜輸送で22日深夜に到着済み)。輸送はうまくいったのか? 到着してからの馬のメンタルは? 道悪への対応力など、各陣営のホットな声をコメント形式で余すことなく紹介する。 ソールオリエンス・名畑助手「輸送を苦にする馬ではありませんが、前回(大坂杯7着)は阪神の馬房でテンションが上がってしまいました。GⅠ当日で周囲がにぎわっていたことが影響したようです。京都の馬房はすごく静かですし、前走はブリンカーを装着したことで、馬場入りからテンションが上がってしまったことも大きかった。今回はブリンカーを外して末脚勝負の予定。稍重、重馬場の2走(中山記念4着、皐月賞1着)はともに上がり最速ですし、他が苦にするようであればウチの馬にはプラスでしょう」 ローシャムパーク・大口助手「木曜発表の体重(522キロ)は前回よりプラスでしたが、それは輸送を考慮してつくっているからで、前走時(大阪杯2着=504キロ)よりも少し体重は減るかもしれません。時期的なものもありますし、前回よりも強い負荷をかけていることもあるので、そこは気にしなくていいと思います。跳びが大きい馬なので良馬場のほうがいいとは思いますが、馬場が良くなかった函館でも上手に走っていましたし、ものすごく気にするというタイプではないと思います」 ルージュエヴァイユ・荒川厩務員「輸送は全く問題がない馬ですし、関西圏には何度も来ていますから、そこの不安はありませんね。今回はふっくらとした体で戻ってきてくれたので、これまで以上にビシビシと攻めることができました。いい感じですよ。パワーは十分にある馬ですが、爪が大きく、力がつき切っていない時は前のめりで走るようなところもあったので道悪がどうかでしょう」
東スポ競馬編集部