Jリーグ前半観客動員で前年比トップは東京V297% 野々村チェアマン「スタジアムの空気感」
Jリーグは25日、前半戦の観客動員についての総括を行った。J1~J3で1試合平均9799人で、前年比116%、コロナ禍前の19年比でも101%と増加傾向にある。 観客動員が見込める国立開催が6試合(合計29・6万人)あったこともあるが、J2から昇格したFC町田ゼルビア、東京ヴェルディの観客増加率は著しかった。 前年比でトップは東京ヴェルディの297%(ホーム1試合平均2万976人)、2位がFC町田ゼルビアで259%(同1万2693人)。 3位のサンフレッチェ広島が191%(同2万5807人)、4位が浦和レッズ(同3万9630人)と昇格組のジュビロ磐田で136%(同1万3197人)だった。 東京V、町田が飛躍的に伸ばしたことについて、野々村芳和チェアマンは「上位に行っているチームには投資ができており、ビジネス面での成長もある。そこにスタジアムの雰囲気。どれだけ素晴らしいスタジアムの空気感を作れているか、そんな要素もあるのでは」と見解を述べた。