【タイ】米カーギル、バンコクでショールームを開設
米穀物・食品大手カーギルは2日、タイの首都バンコクに位置する食料品の卸・小売りを合わせたフードセンター「フェニックス」にショールームを開設した。中小企業などに向け販促をする。 カーギルは、フェニックスの開発を手がけたタイの大手財閥TCCグループ傘下の不動産事業持ち株会社アセット・ワールド・コープ(AWC)と提携。同センターのG階に「サンバレー」ブランドの調理済み鶏肉製品を販売する「カーギル・インターナショナル・ショールーム」を設置した。事業者向けの商談スペースも備える。 フェニックスは今年6月、バンコク中心部のIT機器の商業施設「パンティップ・プラトゥーナム」を改装してオープンした。広さは2万平方メートルで、フードラウンジには265店舗のレストランが出店する。