【2月10日~12日】三連休必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【香川】『時のてざわり-Grains of Time in Mind』(~2024年2月25日)
写真家・新津保建秀の展覧会『時のてざわり-Grains of Time in Mind』が香川・高松の〈四国村ギャラリー〉にて開催中。これまで撮影してきた和三盆づくりのための民具の写真と実物の民具、そして本展のために撮り下ろした写真で構成される本展。過去と現在を往復しながら、2つの世界を繋ぐ展示空間が広がっている。
●【東京】『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』(~2024年3月10日)
音楽だけでなくさまざまなメディアを横断していた坂本龍一。惜しくも2023年に逝去した彼は、世代を超えたさまざまなアーティストたちとのコラボレーションにもつねに積極的でした。それを再構成した展示が東京で開かれています。坂本の多面性を改めて体験できる展覧会です。
●【山口】『Afternote 山口市 映画館の歴史』(~2024年3月17日)
開館20周年を迎えた〈山口情報芸術センター[YCAM]〉で、すべて閉館した山口市内の映画館にまつわる展覧会《Afternote(アフターノート)山口市 映画館の歴史》が開催されている。志村信裕がディレクションに携わったインスタレーションや新作映像には、映画館という場の持つ力が詰めこまれ、山口市に限らない普遍的な記憶を呼び覚ます。
●【東京】『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』(~2024年4月14日)
俳優、MC、キャスターなどマルチに活躍する嵐の櫻井翔さんによる初の個展『櫻井翔 未来への言葉展』が、『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』展として、立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催中。追加コンテンツとして、「あ」から「ん」まで、櫻井さんの好きなもの45個を並べ、それらをアーティストのクリハラタカシ氏が描いた「すきのあいうえお」を展示しています。
●【神奈川】『モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン』(~2024年5月19日)
機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。
●【東京】『帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』(~2024年3月10日)
『カーサブルータス』2023年11月号でも特集したアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライト。彼の手になる名作であり、解体・移築後の今も建築史に残る〈帝国ホテル二代目本館〉の完成から100周年の節目に合わせ、彼の功績に迫る展覧会『フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築』が、3月10日まで〈パナソニック汐留美術館〉で開催されています(青森にも巡回)。