佐々木朗希

　ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手（23）に関して15日（日本時間16日）、米スポーツサイト「ブリーチャー・リポート」が「移籍先予想ベスト10」を掲載した。1位は大本命とされ、大谷、山本が所属するドジャース、2位はダルビッシュ、松井が所属するパドレス、3位には千賀が所属するメッツを選んだ。 　佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏はド軍との「密約」を否定しているが、噂は収まらず、同サイトも「状況から判断すると、佐々木が“ドジャーブルー”に入団するのは間違いなく運命」と“激推し”した。パ軍については同じウルフ氏の顧客であるダルビッシュや日本選手に精通するA・J・プレラーGMの存在を挙げ「間違いなく獲得したがっている」と解説。メ軍はデービッド・スターンズ編成本部長が来日して佐々木を直接視察したことなど熱量の大きさを理由に挙げた。 　この日、大リーグでは25歳未満の海外選手との契約が締め切られた。米東部時間来年1月15日午前9時（日本時間同午後11時）に再開し、佐々木は同日から45日間の交渉期間が終了する1月23日午後5時（同24日午前7時）までの間に契約を結ぶ予定だ。年が変わることで「国際ボーナスプール」も更新され、ド軍の514万6200ドル（約7億9300万円）はジャイアンツと並び30球団で最少で、パ軍も15位タイの626万1600ドル（約9億6400万円）。金銭面では全30球団にチャンスがある中、佐々木の決断が注目される。