「EDEN CELLAR」のカクテル「Laugh（ラフ）」

　バー「EDEN CELLAR（イーデンセラー）」（新宿区神楽坂6、TEL 03-6265-3772）が9月27日、神楽坂にオープンした。店舗面積は18坪。席数はカウンター15席。（市ケ谷経済新聞） 【写真】「EDEN CELLAR」店主の吉田宏樹さん 　店主の吉田宏樹さんは、学生時代のアルバイトがきっかけでバーテンダーになると決めたという。吉田さんは「麹町の老舗がバーテンダーを募集しているのをたまたま見つけた。興味本位で働き始めたが、バーテンダーの奥深さや、そこで出会った方々に魅力を感じた」と当時を振り返る。その後、ホテルニューオータニで約14年間、バーテンダーとして経験を積み、「街の雰囲気が肌に合った」という神楽坂に同店を開いた。 　店名は、楽園の意味を持つ「エデン」と、ワインセラーから連想して名付けた。「年月とともに熟成されるワインのように、お客さまと共に成長していく空間を作りたい」という思いのほか、「私の原点となった学生時代のアルバイト先にワインセラーがあったことからも、初心を大切にする」という思いを込めたという。店内もセラーを連想させるレンガの装飾などを施した。「瞬時に『バー』と認識すると、身構えてしまう方も少なくない。あえてバーだとうたわず、落ち着いていながらも気軽に来店できる雰囲気も重視した」とも。 　メニューは、8種のシグネチャーカクテル（1,870円）を中心に、さまざまなアルコールを用意する。吉田さんが「ディアジオワールドクラス2019」でジャパンチャンピオンになった際のシグネチャーカクテル「Laugh（ラフ）」や、「H.B.A. CLASSIC 創作カクテルコンペティション・チャンピオンシップ2016」でグランプリを獲得した際のシグネチャーカクテルをツイストさせた「Brilliant Bouquet（ブリリアントブーケ）NO.2」など。そのほか、「S＆F Cooler（スパイス＆フルーティークーラー）」や、「Velvet（ベルベット）」など。「日本らしいクラシカルな要素に、ワールドクラスのトレンドや技巧を組み合わせた表現を追求したい。これまでの経験を生かした自分らしいオリジナルカクテルや店作りをしていくが、お客さまに喜んでいただくことが第一。アルコールを飲む方も、そうでない方にとっても、居心地の良い場所になるよう努めたい」と意気込む。 　営業時間は15時～24時（日曜・祝日は13時～23時）。