松重 豊さんベストカーWeb初登場! 実はかなりのクルマ好きだった! 新連載【Boo Booラウンジ】始まります!
■マツダMX-30ロータリーEVを試乗!
松重さんは、「最新電動車のPHEV、EV、FCEVは今どうなのか、非常に気になっていて乗ってみたい!」とおっしゃっていたので、3車種の広報車をお借りして試乗することになった。今回紹介するのはマツダMX-30ロータリーEV。はたして、松重さんはどう評価するのか? 岡本幸一郎(敬称略、以下岡本):まずは、マツダのMX-30ロータリーEVです。MX-30のことはご存じでしょうか? 松重豊(敬称略、以下松重):知っていましたが、乗るのは初めてですね。 岡本:「MX-~」というのは、マツダ車のなかでもスポーティであるとか、新しい何かを持つクルマを意味します。実はロードスターも海外では「MX-5」という車名です。 松重:だから、CX-30やCX-60など、CX-〇という名が付けられたクルマとデザインがぜんぜん違うんですね。 岡本:クーペっぽくなってますよね。 松重:マツダはある時期からデザインのテイストがずいぶん変わって、とくにフロントグリルの感じが気に入っていました。MX-30はその流れとは違う雰囲気ですが、これはこれでありですね! 岡本:このクーペっぽいデザインを実現するために、ドアも工夫されています。RX-8譲りの"フリースタイルドア"ですね。 松重:おおっ、観音開き! 岡本:ピラーレスで間口が広いので、松重さんよりもっと背が高い人でも乗り降りしやすいです(笑)。リアドアはフロントドアを開けないと開け閉めできない作りになっています。 松重:リアシートはいかにも狭そうに見えましたが、乗り込んでしまえばそんなに狭くないですね。インテリアも独特です。 岡本:SDG‘Sを意識して、ペットボトルをリサイクルした素材やコルクが使われているのが特徴です。実はコルクってマツダと切っても切れない深い関係があるんですよ。 松重:というのは? 岡本:マツダの前身は東洋コルク工業というコルクを生産するメーカーだったんです。それとこのクルマのコンセプトに合うことから、あえてコルクを使ったらしいです。 松重:それは知らなかったです。悪くないですね。