携帯ハサミ革命!? 本当に欲しかった釣り用ハサミを発見!
糸を切る。基本的にはそのためだけに用いられる釣り用のハサミ。シンプルな用途ではあるものの、存外、釣り糸とは厄介なもので、切りにくいハサミはストレスに繋がるだけだったりもするし、いざ切れないとなると非常に不便することは、多くのアングラーが体験していることだろう。だからこそこだわりたい『釣り用のハサミ』。その最終解的なアイテムを見つけてしまったかもしれない。 【画像】携帯ハサミ革命《PEシザー125R+F》のスペックと価格
釣り場で使うハサミは釣行に影響を与える
ターゲットとのやりとりを考えれば、「切れないもの」ほどありがたい釣り糸。 しかしそれを切るためのハサミは「切れる」ものでないと困ってしまう。 ある種の矛盾が、釣り糸を切るためのハサミには求められている。 家で準備をしている最中ならば、多少はその切れぶりに目をつぶることはできるだろう。時間もシチェーションも安定的なのだから、多少不自由であっても最終的に糸が切れてさえくれればそれでいいのだから。 ところがそれが釣り場ともなると訳が違ってくる。 釣りをする時間を少しでも伸ばしたい。 時合いを逃したくない。 そもそも雨風や船の揺れで安定して作業ができない。 こういった場面ともなれば、いよいよハサミには「切れ味」が求められてくるというもの。 いや、それだけではない。 そのハサミはすぐに取り出せるのか? 過酷な状況で使っていても性能は安定しているのか? あらゆる場面において安全かつスムーズに使うことはできるのか? 困難な場面を想定するほど、求める性能は高くなっていく。 良いハサミを使うのか否かは、その日一日の釣りを良いものにするのか悪いものにするのかを左右する。 多くの釣人はその事実に薄々気がついているはずだ。 なぜならば、切れないハサミほどストレスのたまるものはなく、釣り糸が切れないという自体は、ともすれば釣りがままならないものとなってしまうからだ。
DAIWAが生み出したひとつの解答
DAIWA。 小物類にも定評があるが、やはりハサミも素晴らしい製品を展開していた。 それが『PEシザー125R+F』。 名前の通り、PEラインのカットを念頭に置いた設計の釣り用ハサミである。 PEラインは表面コーティングやそのしなやかさのせいでハサミで切るのが少し難しい。 そこで専用の設計を施す必要があるのだが、この『PEシザー125R+F』は、セレーション(ギザ刃)加工を採用している。 実際、多くのPEライン対応ハサミがこの加工を採用しているがその効果は凄まじい。 無加工刃では切られるのを嫌がり、まるで生きているかのように刃を避けてしまうPEラインが、なんのストレスもなく、スパスパと切れてしまうのだ その驚くべき切れ味を持つ一方で刃先は丸形になっているため、裸で携帯しても刃先がさほど危険でないのは嬉しい設計だ。