【成城石井のおすすめ#10】パンケーキミックス3種を食べ比べ!それぞれのおすすめアレンジも
A:成城石井 desica 北海道産小麦のホットケーキミックス
こちらは3つの商品の中では、最もしっかりした焼き上がり。ふわふわ系というより、程よい弾力があり、やわらかすぎない感じです。 焼きたてでアツアツのホットケーキには、シンプルにバターとシロップがよく合います。THE王道!というお味。まさに喫茶店風の「ホットケーキ」ならコレです!
B:成城石井 desica 北海道産小麦のバターミルクパンケーキミックス
「成城石井 desica 北海道産小麦のバターミルクパンケーキミックス」は、さきほどの「ホットケーキミックス」と比較すると軽い食感とやわらかさが特徴です。 今回の3製品の中では最も気泡が大きく焼き上がる印象。断面の比較でも膨らみが一番あるように感じました。原材料には北海道産のバターミルクパウダーが使われているため、コクがあります。 パンケーキ自体の甘さが控えめ、かつやわらかい食感なので、デコレーションアレンジにもむいていそうです。そこでホイップクリーム&季節のフルーツで華やかにしてみました! 今回は秋らしく、いちじくと柿を使用。季節によってベリー類、マンゴーなども合いそうですね。 今回比較した成城石井の2製品は、いずれも北海道産のてんさい糖が使われています。てんさい糖とは北海道を中心に栽培される作物「甜菜(てんさい)」を原料にしています。 甜菜は別名「ビート」や「サトウダイコン」と呼ばれ、大根のような見た目なのですが、分類状はほうれん草などと同じヒユ科に属する野菜です(※)。白砂糖に比べて甘さがマイルドに感じられ、個人的にも好きな砂糖。 ホットケーキやパンケーキの場合、そのままよりハチミツやメープルシロップなどをかけることが多いので、ケーキ自体が甘すぎないことでアレンジしやすくなるのはうれしい点です。
C:みたけ 大豆粉と米粉のパンケーキミックス
「みたけ 大豆粉と米粉のパンケーキミックス 」は、オレンジページ監修の製品だそうで、特徴としては100%国産米と大豆を原料にしており、アルミニウムフリーのベーキングパウダー使用、グルテンフリー、無着色・無香料とのこと。 基本的な作り方は卵と牛乳のレシピですが、卵と牛乳を使いたくない場合は油と水で代用できるレシピも記載があります。砂糖はグラニュー糖を使用しています。最近はグルテンを気にする方も増えてきているので、選択肢が増えるという点ではありがたい商品ですね! でも、肝心なのはお味。健康的なものだとしても、おいしくない……というのは寂しいもの。 見た目、ふっくら焼けています。最近は公私ともに米粉のお菓子や料理をよく作るのですが、米粉だけだと料理によっては味気なくなってしまうことがしばしばあります。 しかし、これはちゃんとおいしい! 大豆もブレンドされてることでコクと風味があります。大豆特有の香りは強すぎず程良い程度なので、小麦が食べられない方にとってはとても完成度が高いのではないでしょうか。 膨らみもしっかりありながら、3商品の中では最もしっとりしている印象です。これは米粉の特徴がよく発揮されているのだと思います。 素朴なおいしさの生地なので、バターとシロップの食べ方でもよさそうですが、和風テイストも合いそうです。 というわけで、バター、黒蜜、小豆、ホイップ添えにしてみました。バッチリの相性です。このほかにバニラアイス、抹茶、きなこ、いも・栗・かぼちゃ……などなど和のテイストの食材が抜群に合いそう。生地もしっとりしているので、小さめに焼いてどら焼き風にアレンジしても良いかも! ※こちらの商品は新パッケージに順次切り替え中ということなので、もしかしたらお店で見かけるパッケージが少し異なるかもしれません! 今回ご紹介したミックス粉は全てアルミニウムフリーのベーキングパウダーを使用しています。そのほか砂糖や粉類など、それぞれ原材料にこだわりのある商品ばかり。簡単でおいしいおやつが、健康面でも安心感があるのはありがたいですね! 私が小学生の頃、お友達のお母さんが作ってくれたホットケーキが、ふわふわで温かくておいしくて……という記憶が思い出されました。焼き林檎を添えてくれたあのホットケーキ、友達とうれしく食べた記憶。私も今度は誰かに作ってあげたいなと感じました。 ぜひパンケーキ/ホットケーキミックスを購入する際には参考にしてみてください。 ※独立行政法人農畜産業振興機構「砂糖は安心な自然食品~お砂糖Q&A~」
服部 みどり