YA-MANがガチのボクシングスパーで順調な回復を証明。鈴木博昭との「人間同士の根本的な戦いを見てほしい」【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が7月13日、都内で開催された。 「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)をケガのため欠場したRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が順調な回復ぶりを見せた。 YA-MANは今大会では自らの欠場で流してしまった元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)との仕切り直しの一戦に臨む。 登場したYA-MANは「ガチのボクシングスパーリングをやります」と言うや同門のRISEスーパーフェザー級2位の常陸飛雄馬を呼び込み、3分間のボクシングスパーを行った。 スパー後「皆さん、ケガのことが心配だと思うので、全く問題ないということを伝えるためにやった。見ての通り全く問題ない。仕上がりはめっちゃいい。MMAのスパーでも自分のレベルアップが実感できている。テイクダウンを取れなかった相手からも取れるようになった。今回はMMAファイターのYA-MANを見てもらいたい」と自信を見せた。
そのMMAでの見てもらいたいところとしては「やっぱりヒザ十字じゃないですかね。冗談です(笑)。やっぱり僕にできることって打ち合いしかないんで、気持ちと気持ちのぶつかり合い。怪物君も気持ちでぶつかってくるタイプなので、そういう人間同士の根本的な戦いを見てほしい」と語った。 先日、RISEのリング上で「これはもう一つの『THE MATCH』」と語っていたのだが、その意図については「鈴木博昭選手といえばシュートボクシングの看板選手だと思うので、団体同士、どっちが強いのか。キックボクシングでいえば、RISE、K-1、SB、どれが強いのか、みんな“?”だと思うんですよ。そこでどこが強いのか。自分は看板を背負っているつもり。看板を背負って戦ったのがTHE MATCHだと思っているので、僕の中ではRISEの看板を背負ってSBの代表選手を倒したいと思っている」などとRISE王者としての自負を口にした。