『昭和40年男』俺たちが憧れたディスコ特集 “ディスコ歌謡”を収録した32曲入りのコンピCDも登場
9月11日に発売予定の昭和カルチャー雑誌『昭和40年男』Vol.87 10月号(ヘリテージ)は、『俺たちが憧れたディスコ』を特集。『昭和40年男』監修によるコンピレーションCD「ミッドナイトステーション ~踊れ!ディスコ DE 歌謡曲~」も予約受付中となっている。 【写真】心躍る懐かしのディスコ・ミュージックをチェック フィラデルフィアを発ち、マンハッタンを経由して東京着。そんなエアラインは実際には存在しないけれど、あの時代、音楽においてその路線はホットなラインだった。ディスコ・ミュージックは国を越え、世代を超え、時をこえた。人力で生み出されるゴキゲンなグルーヴはダンスフロアだけでなく、ニッポン流に翻訳されてテレビやラジオからも頻繁に流れ、少年少女たちもとりこにさせられたのだ。 それは『3年B組金八先生』第一シリーズ第10話「女性と軍団朝帰り」(受験勉強に飽きた女子生徒たちは、友達の家で勉強すると親にウソをつき新宿のディスコへ。そこへ駆けつけた先生たちは叱るどころか一緒にダンスに興じる)に顕著である。『金八』第一シリーズと同世代の昭和40年男たちは同じようにディスコに憧れていたのだ。 この特集では、この世代が憧れていた70年代のディスコ文化およびディスコ音楽を大々的にフィーチャーし、あの盛り上がりは一体なんだったのか、なにを残したのか、それは今どういう形で継承され残っているのか──さまざまな角度から検証していく。 また『昭和40年男』の編集部が監修し、70年代の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で盛り上がったディスコフィーバーを“歌謡曲”で再現する、2枚組コンピレーションCD『ミッドナイトステーション ~踊れ!ディスコ DE 歌謡曲~』が、2024年9月11日にソニー・ミュージックレーベルズより発売される。 歌も振付もみんな覚えてる西城秀樹「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」、主演ドラマ『ムー一族』で流れたシーンも忘れられない郷ひろみ「HELL OR HEAVEN (地獄か天国)」、 『ソウル・トレイン』への回答となったキャンディーズ「その気にさせないで」 、スーパーマンを従えて情熱的に迫ったあべ静江「ヘイ! セニョリータ」──フィラデルフィア発、マンハッタンを経由して日本に届いたディスコ・ミュージックをニッポン流に翻訳し、お茶の間にまで浸透した“ディスコ歌謡”を32曲セレクトし、2枚組CDでリリース。 ヘリテージのECサイト「昭和カルチャー倶楽部」では、『昭和40年男』編集部による別冊ミニ冊子「ディスコ歌謡を10倍楽しく聴く方法」の特典付きで予約販売を受付中。昭和40年男たちが耳にしてきた、身体を揺らす音楽、胸躍らされた “ディスコ歌謡”。少年期に理屈抜きで楽しく、元気になれた“ディスコ歌謡”を楽しもう。
文=リアルサウンド編集部