新社名「青木フルーツ」へ 郡山・青木商店、100周年でロゴも一新
フルーツジュース店などを全国展開する青木商店(郡山市)は来年3月1日、社名を「青木フルーツ」に変更し、会社ロゴのデザインを一新する。今年5月に創業100周年を迎えたことを機に、次の100年に向けてさらなる進化を遂げる思いを込めた。13日、郡山市で行った100周年記念式典で発表した。 社名変更、新ロゴと合わせ、新たに掲げる企業メッセージ「いきるを、うるおす。」も発表した。青木商店がこれまで届けてきた価値は、フルーツが持つ「栄養素や彩り」「人を笑顔にする力」を通して人々の体や生活、社会を「うるおす」ことにあるとの思いからメッセージを決めた。 新ロゴは、企業メッセージにちなんで「生命を芽吹かせる太陽、恵みの雨」をイメージ。青木商店の行動基準の数に合わせてカラフルな九つの線をデザインした。記念式典で新社名などをお披露目した青木大輔社長は「選ばれ続けるフルーツ、一人一人のうるおいであり続けたい」と思いを語った。 記念式典には約530人が出席。青木信博会長が「100年の間お客さまの笑顔を増やそうとし、困難を乗り越えてきた。今後もたくさんの笑顔をつくっていきたい」とあいさつ、品川萬里市長らが祝辞を述べた。 青木商店は1924年5月の創業。フルーツジュース店「果汁工房果琳」を中心に全国で約200店舗を運営する。従業員数は約2500人。
福島民友新聞