ミキハウス・陣田監督「東京で勝てなかった分、大阪で」 社会人野球
第49回社会人野球日本選手権大会は第3日の31日、京セラドーム大阪で1回戦があり、ミキハウスがENEOSに2―0で勝ち、前回出場した第30回大会(2003年)以来、19大会ぶりの白星を挙げた。ミキハウス・陣田匡人監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【熱戦を写真で振り返る】ミキハウス―ENEOS ◇ミキハウス・陣田匡人監督 相手はどの投手もイメージ以上に球が強く、1―0のままで終わるわけがないと思っていた中で、桜井(俊貴)がよく粘ってくれた。九回も「同点まではOKだから焦らず行こう」と伝えたが、そこからしっかり抑えてくれた。 <結果的に桜井投手が完封> 実は桜井は予選からあまり調子が上がらず、力が入りすぎて球がシュート回転していた。今日は途中から良い力感で投げられるようになって、球も球速以上に来ていたのではないかと思う。最近は球数も多かったが今日は少なく、余力を残していたので、最後に力強い球を投げてくれた。 今季は「桜井、桜井」で負担をかけてしまっているのと、桜井が一番目立ってしまっている。次の投手が「なにくそ」と出てきてくれるのを待ち望んでいる。 <チームとして19大会ぶりの白星> 東京(都市対抗)で勝てなかった分、大阪で勝とうとやってきた。地元で応援してくださる人たちの前で勝利できて良かった。 <名門・ENEOSに勝てた> うちらしく、粘り強く戦えば勝てない相手じゃないと、事前に選手たちに伝えていた。関東のチームに勝つことをこの1年ずっと目標にしてきたので、成果が出た、本当に大きな1勝だと思う。