セルティックの中盤がまさかの激戦で旗手の立ち位置も危ない? 「ロジャーズは次回のゲームで容赦無く旗手を先発から外し……」
エンゲルス、マッコーワンらが想像以上の活躍
セルティックは今夏にMFマット・オライリーを売却しており、開幕前よりセントラルMFの部分に不安があるのではと言われてきた。 しかし、現状は逆だ。今夏にアウグスブルクから獲得した21歳のアルネ・エンゲルス、ダンディーFCから加わった26歳のスコットランド人MFルーク・マッコーワン、22歳のポルトガル人MFパウロ・ベルナルドの活躍もあり、中盤はなかなかに充実してきた。 気になるのは、日本代表MF旗手怜央の立ち位置だ。昨季までオライリーと並んで中盤のベストプレイヤーだった旗手だが、今季のパフォーマンスには厳しい声もある。 5日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第7節のロス・カウンティ戦ではエンゲルス、カラム・マクレガーとともに中盤で先発しているが、英『Football Fancast』は旗手のパフォーマンスに納得していない。旗手をスタメンから外してもいいとの見方だ。 「旗手は1-7で敗れたCL・ドルトムント戦は先発から外れていたが、ロス・カウンティ戦は復帰。このゲームは改めて自分の能力を披露し、絶対的な存在であることを指揮官に示す機会だった。しかし旗手に相手ゴールを脅かすプレイはなく、0-1でリードされていた61分に退いている。この交代策は素晴らしい決断で、チームはその後2-1で逆転勝利。指揮官のロジャーズは次回のゲームで容赦無く旗手を先発から外し、マッコーワンを先発で起用すべきだろう」 マッコーワンはここまでリーグ戦7試合で3ゴール1アシストの成績を残しており、予想を超える活躍ぶりだ。旗手のテクニック、ゲームビジョンは特別な領域にあるが、スタメンが確約されているとは言い難いか。それだけエンゲルス、マッコーワン、ベルナルドらのアピールは印象的なものとなっており、昨季以上に激しいポジション争いが展開されている。
構成/ザ・ワールド編集部