声優・俳優の津田健次郎さん「女性は40代からが勝負」素敵だと感じる女性像を語る|美ST
さらに50歳で俳優として注目され、目下超多忙な日々だ。リラックス方法はあるのだろうか。「お風呂に朝晩必ず浸かります。最初熱いお湯に入り、30分程度浸かってぬるくなったら上がります。台本はあえて持ち込まず、ぼーっとしているとすっきりして、ほぼ毎日1分で寝つきますね。枕にこだわりはないですが、高さには気を付けていてバスタオルで調整します」。 ドラマで演じている郡司は、優秀だけど腹黒くて野心の強い外科医。恋愛を巡るお色気シーンもあり、SNSで話題だ。同世代の女性についてはどんな印象を持っているのだろう。「女性は40代からが勝負じゃないでしょうか。若さという一般的に言われる資産が減ってからが勝負のような気がします。メンタル面も含めて、素敵に年を取るのは難しいと思うけど、ここからどういう風に生きていくかによってシワの入り方がカッコよくもなったり、そうではなかったりも。シワはバンバン入っていいと思うし、白髪染めをしない生き方は僕はステキだと思う」。 こと日本の若さが至上主義的な風潮は死ぬほど嫌いだと言う。「イギリスの俳優は年を取りたがるそうです。なぜなら、早く年を取らないとシェイクスピアの戯曲『ハムレット』を演じられないから。ハムレットは成熟した精神年齢なんですよ。この考え方がめちゃくちゃカッコいい。如何に年を取らないか、より、如何に年を取るか。年齢を重ねることがポジティブになれば、日本人全員が生きやすくなると思います。特に女性はね」。52歳の今、この年齢にしかできないことを吸収し、アウトプットすることに全力を傾けたい。「その結果、70、80代になったときに、帽子をイキに被って、銀座をフラッと歩いているようなカッコいい爺さんになっていたいですね」。
「体調を崩しそうになると、野菜とビタミンCサプリを摂取。のど飴までビタミンC入りを意識します。習慣的にリポCも飲んでいます。健康意識が高いというよりも、必要に駆られて飲みます。体調を崩すメリットって1つもなく、パフォーマンスが落ちるだけ。お陰で元気です」。