エンビードが今季リーグ最多3度目の週間MVP!西はデュラントがサンズ移籍後初、通算32回目の受賞|NBA第13週
現地時間1月22日、NBAが今季第13週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのケビン・デュラントが選出された。 【動画】NBA史上9人目の偉業!エンビードの70得点ゲームをチェック 1月15日(月)から21日(日)の期間中、4試合に出場したエンビードはリーグトップの平均37.8点(フィールドゴール成功率54.5%)、8.5リバウンド、5.0アシストをマーク。チームを全勝に導き、リーグ最多となる今季3度目、通算14回目の週間MVPに輝いた。 29歳の昨季MVPは、4試合ぶりの復帰戦となった15日のヒューストン・ロケッツ戦で41得点、10リバウンドをあげると、翌16日のデンバー・ナゲッツ戦でも41得点に10アシストの活躍。歴代5位タイとなる16試合連続の「30得点・10リバウンド以上」と、17試合連続の30得点超えダブルダブルを達成した。 その後の2試合でも36得点、33得点と攻撃力を発揮したエンビードは、フランチャイズ記録となる20試合連続30点超え。さらに週が明けた22日には、キャリアハイ&史上9人目の70得点と、勢いは加速するばかりだ。 シーズンの平均得点をリーグトップの36.1点まで伸ばした大黒柱に導かれ、シクサーズは同週を挟んで6連勝。現在29勝13敗でイースト3位につけている。 一方、期間中にサンズの全勝に貢献したデュラントは、3試合で平均31.0点、6.3リバウンド、2.7アシスト、2.33ブロックと攻守に躍動。昨年2月のサンズ加入後では初、通算では歴代2位のコビー・ブライアント(33回)に迫る32回目の受賞となった(1位はレブロン・ジェームズの67回)。 35歳の点取り屋は、16日のサクラメント・キングス戦で27得点を奪取。そのうち第4クォーターに15得点をあげて22点差を引っくり返す大逆転勝利に導くと、21日のインディアナ・ペイサーズ戦では25本中18本のシュートを沈めて40得点、9リバウンド、3ブロックを叩き出した。 期間中はフィールドゴール成功率60.0%(36/60)、3ポイント成功率47.8%(11/23)、フリースロー成功率100%(10/10)と絶好調で、シーズンの平均でも53.1%、46.4%、88.1%とハイアベレージをキープ。自身3度目の「50-40-90」達成も視界に捉えている。 なお、エンビードと同様にデュラントも同賞が発表された22日の試合で今季最多の43得点と躍動。同点のラスト1.6秒には決勝のジャンプショットを決めてチームを6連勝に導いた。25勝18敗のサンズはウエスト5位に浮上している。 構成●ダンクシュート編集部
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