【ラグビー】日本代表・岡部崇人、オールブラックス戦で自信をつけたスクラムでフランス戦は「全員で押す」
「リポビタンDツアー」でフランスに遠征中の日本代表が現地時間11月3日にオンライン取材に応じた。 今年国内最後のテストマッチとなった10月26日の「リポビタンDチャレンジカップ」ニュージーランド代表“オールブラックス”戦では17-64の大敗を喫したジャパン。さまざまな局面で相手に上回られた結果が点差に現れた一戦であったが、相手の両PRが140キロのサイズを誇る中でのスクラムは善戦した。左PRのスターターをつかみ、後半22分まで出場した岡部崇人はオールブラックス戦でセットピースに自信をつけたと語る。 元オールブラックスのPR、オーウェン・フランクス氏をアシスタントコーチとして迎えるジャパンでは、インターナショナルの経験をトレーニングで学ぶ環境がある。チーム結成当初より意識していた、サイズの大きい相手に有効な“高さ”で組むスクラムが「形になってきた」と手応えを口にする。 パワーを生み出す土台となる欧州のフィールドの芝は「日本よりはるかに緩い」。選手によっては通常よりも長いスタッツのスパイクも用意するなど対策が求められる環境での次戦のスクラムは「自分から仕掛けるのではなく、後ろから重りをもらって全員で押す」ことを意識している。11月9日(日本時間10日)、日本にとってのオータム・ネーションズシリーズ初戦、剛健なフランス相手のスクラムでFW陣は自信をさらに深めることができるか。 【リポビタンDツアー2024試合日程】 ・11月9日 21:10KO(日本時間10日5:10) <オータム・ネーションズシリーズ> vs フランス(スタッド・ド・フランス/サン・ドニ) ・11月16日 21:10KO(日本時間22:30) vs ウルグアイ(シャンベリー・サヴォワ・スタジアム/シャンベリー) ・11月24日 16:10KO(日本時間25日1:10) <オータム・ネーションズシリーズ> vs イングランド(アリアンツ・スタジアム/トゥイッケナム)