アズーリ復活へU-19欧州選手権スタート ミランの逸材カマルダ、U-20W杯準優勝メンバーのパフンディら楽しみな若手の躍動
イタリアのアンダー世代は結果を出している
A代表のEURO2024は終わったが、この15日より北アイルランドにてU-19欧州選手権2024が始まった。 昨年の大会を制したのはイタリアで、今大会は王者として臨むことになる。15日に行われた初戦ではノルウェーと対戦し、イタリアは2-1で勝利を収めている。 この大会で再び違いを見せたいと意気込むのは、準優勝の成績を収めた昨年のU-20ワールドカップにも参戦していた18歳のFWシモーネ・パフンディだ。 2022年にはA代表でもプレイしているイタリア注目の若手で、昨年のU-20ワールドカップでも主力だった。今回のノルウェー戦でもスタメンとして出場して2アシストを記録しており、この世代を代表する選手だ。 伊『Calciomercato』によると、パフンディはA代表のEURO2024のこともチェックしていたようで、優勝したスペイン代表の17歳FWラミン・ヤマルには刺激を受けているようだ。 「ヤマルのパフォーマンスを見るのは好きだよ。僕は(A代表に)いないけど、そこに到達できると思う」 昨年のU-20ワールドカップでも準優勝しているように、今のイタリアでは若手が育っている。今回のノルウェー戦ではミラン所属の16歳FWフランチェスコ・カマルダ、同じくミランのトップチームでプレイ経験のある18歳MFケヴィン・ゼロリ、ドルトムントのU-19カテゴリーに所属する19歳のDFフィリッポ・マネなどが出場しており、A代表の強化にはユース年代の頑張りが欠かせない。 今大会でもU-19イタリアは結果を残せるのか。小柄なテクニシャンであるパフンディの奮闘にも期待だ。
構成/ザ・ワールド編集部