維新・松井代表 首相の都構想否定的な見解に「総理も立場あるし」
維新・松井代表 首相の都構想否定的な見解に「総理も立場あるし」
日本維新の会の松井一郎代表は18日午後、大阪市内で定例会見を行った。報道陣からは、安倍晋三首相が14日に大阪市内で自民党大阪府連が開いた臨時党員大会で、大阪都構想について「大阪府連と私の考えは同じ」と述べたことについての質問があり、松井代表は「過剰に反応してもしかたない。総理も立場あるし」と述べた。 【動画と拡大写真】大阪府の松井知事 新潟知事の会見に「太陽はやめたほうがええな」
松井知事は、安倍首相の発言について「政治の世界だから清濁併せ呑む器量も必要」「世の中の人が知ってるじゃないですか。最初はテレビで都構想賛成に○(印)を出したのだから、世の中の人も安倍さん気の毒だなあという感じじゃないの」と述べた。 松井代表は、財務省の問題や防衛省が国会で「不存在」としていた自衛隊のイラク派遣部隊の日報が見つかった問題などもあり「総理としてもいろいろと苦慮する中で対応をされてると思いますよ」と話していた。 また「(安倍首相は)反対とは言っていない。都構想については、自民党の大阪府連の皆さんの考えが私とともにあると(言っていた)。都構想自体の賛成か反対か決めるのは直接住民の皆さんだから」とも述べていた。