トランプ氏の側近マナフォート氏が訪韓…洪準杓大邱市長、独自核武装の必要性に言及
韓国与党・国民の力の権性東(クォン・ソンドン)院内代表と洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱(テグ)市長が最近、非公開訪韓したトランプ次期米大統領側近のポール・マナフォート氏と会ったと、9日、伝えられた。マナフォート氏は2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の選挙対策本部長を務めた人物だ。 マナフォート氏は7日、権院内代表と会い、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾訴追案可決後の韓国の政治状況と大統領選挙日程などに関心を見せたという。 洪市長はマナフォート氏との会談で南北核均衡論に言及しながら独自核武装の必要性などを話した。また、トランプ次期政権での韓米関係、安全保障問題などについて対話したという。 マナフォート氏はトランプ氏の就任式とパレード、夕食会などに洪市長を招待した。これに関し大邱市の関係者は「こうした時局なので市長が悩んでいると聞いている」と伝えた。洪市長は昨年12月26日の送年記者懇談会で「トランプ氏と対面する人も大韓民国に自分しかいないと考える」と語っていた。