ライス、パルティらとパワフルな中盤構成に期待

ソシエダからアーセナルへ移籍したメリーノ photo/Getty Images

ついにレアル・ソシエダからアーセナルへの移籍が決定したスペイン代表MFミケル・メリーノ。最近のアーセナルではサイズのある選手が多いと話題だが、メリーノも189cmのサイズを持つ大型セントラルMFである。 そのサイズを活かしたパワフルなプレイも強みの1つで、メリーノは昨季のラ・リーガで77回のタックルを成功させている。これはリーグ全体で7番目に多い数字となっていて、そのパワーはアーセナルでも活きてくるはずだ。 メリーノ自身もデュエルの部分には自信があるようで、ファイト溢れるプレイがしたいと意気込みを口にしている。 「（デュエルは）僕のプレイの大部分を占めているし、僕の特長でもある。僕は全てのボールのためにファイトしたいんだ。これが若い頃から学んできた姿勢だ。全てのデュエルに勝てるわけではないけど、全てのボールに100%のパワーでファイトすることは約束できる。自分で言うのも変だけど、僕は努力家だと思う。ボールを持っている時、持っていない時に関わらず、チームのためにハードワークするのが好きなんだ」（『Arsenal.com』より）。 アーセナルの中盤では、同じくパワフルにプレイするデクラン・ライスやトーマス・パルティがいる。メリーノの加入により、アーセナルの中盤はすっかりファイター中心の構成になった。中盤をフィジカルで制圧してしまうのか、メリーノを加えたアーセナルの中盤が楽しみだ。