ジム紹介サイトにDDoS攻撃、容疑で中国籍の夫婦逮捕 サイバー攻撃代行者と共謀
大量のデータを送りつけて特定のサーバーに通信障害を引き起こす「DDoS（ディードス）攻撃」を仕掛けたとして、京都府警は27日、電子計算機損壊等業務妨害の疑いで、いずれも中国籍で、京都市下京区綾堀川町の会社役員、王琰嘉容疑者（35）と、妻の無職、沈璐容疑者（36）を逮捕したと発表した。王容疑者は容疑を否認し、沈容疑者は認めている。 2人の逮捕容疑は、サイバー攻撃を代行する何者かと共謀し9月2日、京都市中京区の会社が運営するスポーツジムの紹介サイトのサーバーにDDoS攻撃を仕掛け、約6時間半にわたりサイトを閲覧不能にさせて業務を妨害したとしている。 王容疑者は7月末ごろから複数回にわたり、同社に資金提供などを依頼していたが断られていた。府警が動機を調べる。
