決算発表前の「業績修正」で今期のイメージを先取りしよう
業績予想の修正は、トレンドの先取りに最適です。今回は3月期本決算発表前にどういった点が重要なのか考えます(写真:8x10/PIXTA)
4月の日経平均株価は前月末比で3.5%の下落となった。 株式市場はウクライナ情勢の悪化が懸念されていることに加え、月初はインフレを抑えるために急ピッチで行われる利上げ観測や、QT(量的引き締め)といった懸念が台頭。中国のロックダウンによる製造業を中心としたサプライチェーンへの影響や景気悪化懸念により株価は世界的に調整した。 月半ばには中国の金融緩和やさらなる景気刺激策の期待により株価が上昇する場面もあったが、アメリカのCPI(消費者物価指数)が前年同月比+8.5%と40年ぶりの高い上昇率となったことからさらに速いピッチの金融引き締めが懸念され、月末までハイテク株を中心に売られる展開が続いた。
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坂本 慎太郎