今季すでに3ゴールと結果を出している

ナポリでコンテとコンビを組むルカク photo/Getty Images

今夏ナポリに加わったFWロメル・ルカクは、やや評価の難しい選手だ。サイズとパワーがあり、センターバックにとっては嫌なFWだろう。しかし、成績に波がある。特にマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーでは思うような結果が出ず、移籍金が高額だったために批判も浴びた。 では、ナポリでの挑戦はどうなるだろうか。ナポリを指揮するアントニオ・コンテとはインテル時代にも一緒に仕事をしており、インテル時代は2019-20シーズンにリーグ戦で23ゴール2アシスト、2020-21シーズンは24ゴール11アシストの成績を残していて、セリエAでの実績は見事だ。 今季もすでに5試合出場で3ゴール4アシストの結果を残しており、再び大活躍の気配も漂う。伊『TuttoSport』によると、クラブOBでもあるエマヌエレ・カライオ氏はルカクが今でもセリエA最高のストライカーになれると太鼓判を押す。 「今の彼はまだ50%のコンディションというところだろう。ここまでは経験値を活かし、周りの選手にアシストもしている。だが、まだ真のルカクは見ていないね。彼が最高のコンディションになれば、インテル時代のようにゴール前でのプレイは再び称賛されるようになるだろう。彼は今でもセリエAで最高のストライカーだよ。調子が良くても悪くても、ルカクはセリエAで20ゴール決めてきた選手だからね」 ナポリも勢いに乗り、現時点でセリエA首位に立っている。やはりルカクとコンテの相性は良さそうだが、今季も20ゴールのラインまで数字を上げてくるだろうか。ルカクもこのチャレンジに燃えているはずだ。