ローソン「燃料電池トラック」でCO2排出量削減…水素燃料、福岡市の配送センターに導入へ
ローソンは9日、水素を燃料とした小型の燃料電池(FC)トラックを、福岡市の配送センターに導入すると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する狙いがあり、同社によると、九州でコンビニチェーンが小型FCトラックを配備するのは初めて。 【写真】水素とバイオ燃料使う国内初の旅客船、北九州市で就航…関門海峡や工場地帯巡る計画
トヨタ自動車製のFCを搭載した小型トラック(最大積載量2.8トン)1台を15日から導入し、福岡県内の店舗への商品配送に使う。FCトラックの活用で、年約185トンのCO2削減につながるとしている。
ローソンは2021年から順次、東京都と福島県の物流拠点に小型FCトラックを配備しており、今回で計7台となる。同社は、1店舗あたりの配送車による30年のCO2排出量を13年比で50%削減する目標を掲げており、「今後もさらなるCO2削減に取り組む」(広報)としている。