自民党・中田宏参院議員登場!日本の安全保障に必要な取り組みはこれ!首長と国会議員に求められる能力の違いとは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年1月19日に公開された動画ではゲストに自由民主党参院議員の中田宏氏をお招きし、日本の安全保障と首長・国会議員の違いについて語っていただきました。 日本の安全保障に必要なものとは? 【このトピックのポイント】 ・日本の安全保障は不十分。自力で国民を守れる状況づくりと他国との連携が必要 ・首長と国会議員の違いは決定権の大きさ ・国会議員の経験だけでは地方の状況はわかりにくい
中田氏のプロフィールは以下の通りです。 ベストジーニスト賞の受賞経験がある中田氏。ネクタイは好きではないとのことで、2005年に小池百合子氏が導入するよりも先に2002年に横浜市役所でノーネクタイを推進したそうです。 当時のことについて「日本の在り方として、ネクタイ締めてガンガン冷房入れるのおかしいよねっていうところから始めたんです」と振り返りました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして中田氏に回答していただきました。
日本の安全保障は大丈夫?
話題を振られると中田氏は間髪入れずに「大丈夫じゃないですね」とコメント。 中国、北朝鮮、ロシアといった国々に囲まれながらも第二次世界大戦以降80年近くほぼ平和だったのは日本が島国だったこと、さらに日米安全保障体制に頼っていられたからだと続けます。 そこから大丈夫ではなくなりつつある根拠として、中田氏はアメリカが相対的に力を失いつつある点に言及。さらに「そもそも他国に自国の安全保障を頼るのはおかしな話」と語りました。
これからの日本の安全保障については、まず日本が国民の生命・財産を自力で守れる状況を作ることが必要だと中田氏。その上で価値観を共有できる国と連携していくべきだと訴えました。 それらを踏まえて、中田氏は日本の安全保障は不十分だと指摘。岸田政権が防衛費増額を打ち出したことは妥当との見方を示しました。 中田氏「それに加えてアメリカが日米安保で自動的に助けてくれるわけじゃない。ここもわかってなきゃダメで、アメリカは日本に一発でも何か撃ち込まれたらすぐに出てきてくれるわけじゃないんです。警察とは違うんです」 さらに、中田氏は物理的な防衛論だけでなくサイバー攻撃や偽情報の流布などの対策も安全保障の観点から重要とし「まだまだ日本はそこらへんは足りていない」とコメントしました。